SaaSというクラウドサービスの特徴

SaaSは、Software as a Serviceの略称で、クラウド上にソフトウェアを置き、それを特定のユーザーが利用することを可能にするクラウドサービスです。

以前のソフトウェアを利用する際は、CDやDVDなどのメディアからインストールする必要がありました。しかし、SaaSの場合は、ユーザーの端末にプログラムをインストールする必要がないのが特徴としてあります。

SaaSを使用すると、異なる端末で同じソフトウェアを利用できます。普段はパソコンを利用していたとしても、外出先などでタブレット端末からソフトウェアの利用が可能なのです。また、データに関して複数人数で共有できるところもポイントで、このおかげで業務の効率化が実現できます。

SaaSのメリットは、ユーザーがソフトウェアをインストールする必要がないため、イニシャルコストを安く抑えることができる点です。また、ソフトウェアのセキュリティ対策やバージョン管理などをユーザーがする必要がないのもメリットです。

SaaSにて提供されているサービスはソフトウェアですが、提供されているソフトウェアはいくつかのカテゴリーに分類できます。

もっとも代表的なソフトウェアは、オペレーティングシステムとミドルウェアです。これらのソフトウェアは、アプリケーションを起動するためのプラットフォームという重要な役割をになっています。

その他には、一般的なワープロや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどのソフトウェアも提供されています。さらに、SaaSを利用することで、ストレージも確保できます。

SaaSについては、参考サイトにて詳しくまとめられているので、興味のある方はアクセスしてみるといいでしょう。